世界で一番北にあるサンゴ礁はどこにあるかご存知ですか？

実は世界で最北端のサンゴ礁は、日本の長崎県、壱岐・対馬にあります。実は日本列島は世界的に見ても造礁サンゴの分布北限にあり、亜熱帯地域の沖縄・奄美に限らず、九州や四国、和歌山や静岡、千葉にも、世界的にも貴重なたくさんのサンゴ群落が存在しているのです。

しかし多くの日本人はそのことを知らず、北限域の貴重なサンゴやサンゴ礁にも、十分な保全対策が取られていません。そこでPOZIプランナーの池上が理事を務める海の環境NPO法人OWSでは、今年、2018年が国際サンゴ礁年であることを記念して、国立環境研究所との共催で、「国際サンゴ礁年特別企画 海のセミナー2018 海の話サンゴの話」を、来月9/8（土）に開催します。（詳しくはこちら。↓）
https://ows-npo.org/event/

セミナーの前半（第一部）では、南紀串本や高知で研究と保全に活躍していらっしゃる中地シュウさんや野村恵一さん、および北限のサンゴ礁の発見者である国立環境研究所の山野博哉先生をお招きして、世界的にも貴重な日本列島の北限域のサンゴの保全について語っていただきます。
またセミナーの後半（第二部）では、サンゴの話題のみにとどまらず、OWS会長の長谷川博先生によるオキノタユウ（アホウドリ）をはじめとする海鳥のお話、OWS副代表理事の写真家・高砂淳二さんによるスライドショーなど、多くの方に楽しんでいただける、盛り沢山な企画が用意されています。

これまであまり知られていなかった、身近で貴重なサンゴのお話を聞く機会ですので、ぜひ多くの方にご参加いただき、私たちに身近な海を守ることの大切さを感じていただきたいと思います。
●セミナー（講演）参加費無料（要事前申込）
講演 14:00〜18:15（開場：13:30）
第一部：温帯域のサンゴ群集とその保全
第二部：海と生きものの声を聴く

●懇親会（要飲食代：要事前申込支払）
懇親会 18:30〜21:30
懇親会＆OWS創立20周年記念パーティー

◆共催　NPO法人OWS・国立研究開発法人 国立環境研究所
◆協賛　オリンパス株式会社

※PDFチラシはこちら（↓）
https://ows-npo.org/event/?page_id=963