6月29日、国士舘大学経営学部の講義「企業のサステナビリティとSDGs」(講師:CSRアジア 赤羽真紀子氏)にて、ゲスト講師としてサステナビリティ・プランナーの丸原孝紀が講義を行いました。
テーマは「マーケティング・コミュニケーションとSDGs」。企業やNGO・NPOと行っているPOZIの取り組みについて紹介し、ビジネスやマーケティング・コミュニケーションにおけるSDGsの活用について、事例を踏まえてお話ししました。
2年生から4年生まで、留学生を含むたくさんの学生の表情は真剣そのもの。講義後の感想の一部をご紹介します。
「SDGsをビジネスと結びつけるのは難しそうだなと思っていたが、様々な手法があることがわかった」
「今回の講義では、広告業界について知ることができました。SDGsはマーケティングにも価値観の転換をもたらすという話が一番印象に残りました」
「今日のSDGsとPOZIについての講義は、創造力と革新的思考が社会の課題解決にどのように役立つかを体現していました。SDGsの視点から見ると、POZIのアプローチは卓越しており、その仕事は私たちが抱える社会的課題に対する新しい解決策を提供しています。ビジネスが利益を追求するだけでなく、持続可能な社会の実現に貢献する道具となりうるという認識を深めることができました。また、社会全体がこの目標に向けて全力を尽くす必要があるという事実を改めて強調する機会となりました」
「東急エージェンシーのPOZIという取り組みもよくわかりました。ビジネスにはSDGsが必要であり、ウェディングケーキモデルから逆算することでより豊かな生活が手に入るということがとてもよくわかりました。過去に戻るのではなく、新しいやり方をつくる。そして、文明の否定ではないというSDGsの根本的な考え方を知ることができてよかったです」
SDGsについては「何となく社会にいいこと」というイメージは伝わっているものの、そのビジネスにおける意義や活用の仕方が伝わっていない面があります。学生たちが、変革のためのツールとしてSDGsを掴んでくれたことを頼もしく感じました。
みなさんにお話ししたことが嘘にならないように、POZIとしてSDGsを活用してビジネスから社会を変革していこうという気持ちを新たにしました。
(サステナビリティ・プランナー 丸原孝紀)