ホームPOZIコラム【コラム】「世の中には、もっと考えてほしいこと、もっと素敵なことがある」メンバー自己紹介:池上喜代壱

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【コラム】「世の中には、もっと考えてほしいこと、もっと素敵なことがある」メンバー自己紹介:池上喜代壱

【コラム】「世の中には、もっと考えてほしいこと、もっと素敵なことがある」メンバー自己紹介:池上喜代壱

池上喜代壱(いけがみ きよかず)と申します。平日のオフィスではマーケティングプランナーとしてPC画面上の小さな数字と「にらめっこ」している時間が長いのですが、休日には複数のNPOに所属して、生物調査や自然観察会、ネイチャークラフト講座などのスタッフとして汗をかいています。もともと海が好きでダイビング歴も長くなりますので、海の環境と人間社会との相互関係に興味があり、特に近年、課題が顕在化している海洋(漂流漂着)ごみ問題や海岸保全、水産資源管理、サンゴ礁保全などには、継続的な関心を寄せています。

広告会社で働き始めて30年近く、マーケングプランナーとしても25年近くたちますが、普段の仕事では、マーケティングや広告はモノやサービスを売るためにあると考えている人が多いと感じます。しかし私は、マーケティングの本質は、世の中に埋もれて気づかれないでいる価値あるモノやコトを掘り出して磨いたり、創り出したりすることだと考えていますし、広告の機能は、世の中の人々の考え方・感じ方や価値観を変え、新しい行動を促すことだと考えてきました。そして実際、このPOZIのチームの立ち上げ準備を進めてきた数ヶ月間の間にも、世の中にはまだまだ、もっともっと多くの人に知られ、もっともっと多くの人に考えてもらわなければならない問題や課題があるし、またそれ以上に、多くの人々に手にして欲しい素敵なモノやコトがあることを知りました。

私はまだこれからも、休日はNPOの一員として海や山や街の現場で汗を流し続けます。ただこれからはそれに加えて、平日にもPOZIのプランナーとして、私が世の中を歩いて見つけてきた素敵なモノやコトを、出来るだけ多くの皆さんにも共有してもらえるように、ご紹介出来たら嬉しく思います。

そういえば、先日、東京で開催された「ワールドマーケティングサミット」のスローガンは、「マーケティングで世界をより良く(Creating a Better World through Marketing)」でしたね。その本来のVisionが現在の日本社会にどこまで浸透しているかはともかく(苦笑)、世の中の流れが少しずつ少しずつ、変わってきていることを感じます。

どうぞよろしくお願いします。