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【コラム】MSC、ASC認証のシーフードを使った料理が楽しめるレストラン「BLUE」で暑気払い

【コラム】MSC、ASC認証のシーフードを使った料理が楽しめるレストラン「BLUE」で暑気払い

去る7月18日、POZIメンバー一同の暑気払いを、東京都世田谷区のシーフードレストラン「BLUE」で行いました。

「BLUE」は国際的な水産物認証である「MSC」と、同じく国際的な養殖水産物認証である「ASC」の認証を取得した食材を使った料理が楽しめるシーフードレストラン。2015年に福井県に日本初のMSC認証水産品レストランを開いたオーナーの松井大輔さんが、東京へ進出してオープンしたお店です。

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千歳烏山駅から徒歩10分ほど、甲州街道に面した大きなガラス窓が印象的なお店は、学生時代には美術の勉強をしていたとおっしゃる松井オーナーのセンスがうかがえる、とても素敵な空間でした。そこで提供されたメニューも、単に「認証水産物を使用している」というだけものではなく、味も見た目も最高のお料理ばかり。食材や調味料の組み合わせにも新しい工夫が満載で、POZIのメンバーからも次々に、「これ美味しいね。」「こんな食べた方があるんだね。」という声が上がりました。

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オーナーにお話をうかがうと、「認証水産物だということだけでは、多くの人に認められない。まず味が良くて見た目も美しい良い料理があって、それが認証を取得しているということが大事だと思うんです。そのために、味にも見た目にもこだわっています。」とのこと。POZIのメンバー一同、素敵なお料理とお酒だけでなく、イケメンなオーナーのイケメンな心意気にも酔わされた夜でした。

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一般には余り知られていないことかもしれませんが、実は、日本は世界でも有数の「魚食大国」であるにも関わらず、水産資源の保護に対する関心は低く、取り組みも遅れていて、しばしば、諸外国からの批判にさらされています。欧米にはこの「BLUE」のような、認証水産物を使ったメニューを提供するレストランが沢山あって、そうしたお店を紹介するパンフレットまで用意されているらしいのですが、日本ではまだまだ、水産物に持続可能性を保証する国際的な認証制度があることすら知られていません。松井オーナーの挑戦が大成功を収めて、日本にも早く、認証水産物のお料理を食べられるお店が増えると良いですね。

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POZIでは引き続き、この「BLUE」さんを応援し、水産資源保護に貢献する取り組みにも注目を続けていきます。海の環境や水産資源の問題にご興味のある方はぜひ、POZIにお声かけください。「BLUE」さんのお料理に舌鼓を打ちつつ、海や水産物の将来について語り合いましょう。

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⭐︎サステナブルシーフード「BLUE」
https://www.blueseafood.jp

(POZIプランナー 池上喜代壱)