POZI | コラム | QWS×POZI渋谷ファッションウイーク公式企画「ファッションの本質を問う」ワークショップとトークイベントを開催！

問いをテーマにした共創施設「SHIBUYA QWS」とともに、3月15日〜31日に開催された渋谷ファッションウイークと連携し、トークイベントを3月27日(土)に開催しました。

ファッションは、世界で2番目の環境汚染産業とも言われ、サスティナブルを求められる現代において課題の多いテーマです。渋谷から世界へ可能性を問いかけるSHIBUYA QWSらしさと、本質を見極め、”「have to」ではなく「want to」”を大切にするPOZIらしさを掛け合わせ、敢えて直球勝負にトークイベントのコンセプトは、「ファッションの本質を問う」としました。

本イベントで2度目となるQWS×POZIの取り組みに当たって、今回はトークイベントだけではなく、QWS・POZIの「ファッションの本質」の理解を深めるべく、QWS会員の協力も得て、QWSの文化でもあるコアプログラム「QWS Cultivation Program」をヒントにワークショップを実施。本質に向き合うために多様なQWS会員に声がけして、Creators’ Hub、mock-bank、stitch_、変幻自在の皆さんに参加いただきました。

「渋谷から世界へ可能性を問いかけるSHIBUYA QWSらしさ」と、「want to」を大切にしながら「ファッションの本質を問う」に向き合い、プロダクトやサービスのアイディアを議論し、社会実装することも視野に入れながらアイディアを抽出。そのアイディアをQWS内でもボードで掲載し、他のQWS会員からの意見を集めるトライをしました。こちらの画像は実際に掲出して、会員からの意見が集まった様子です。

このワークショップを通して、「ファッションの本質」への一歩目を踏み出し、ユニークなアイディアにワクワクすると共に、QWSの共創施設の魅力と可能性を垣間みました。

QWSボード

[ワークショップから生まれたアイディア]

・Cycle Library
・街を着る
・前世のある服
・枠組みがない洋服
・服から渋谷を知る
・渋谷ブループリント
・RUTEN 〜古いを、新しいへ〜

[協力]

・Creators’ Hub
・mock-bank
・stitch_
・変幻自在

3月27日（土）に実施したトークイベントでは、「ファッションと感情（愛）」、「社会とファッション」をテーマにした２セッションを開催。それぞれの理念でファッションに向き合っている豪華なゲストと共に、この問いに向き合いました。

Session１＜ファッションと感情（愛）＞では、れもんらいふ　アートディレクター　千原徹也さん、TWINPLANET　アートディレクター　五十嵐LINDA渉さんに登壇頂き、POZI 田中ヒロがモデレーターとして、経歴の違う2人のアートディレクターの視点から見たファッションやご自身のファッション愛についてトークを展開。

ファッションが人々にとってどういう存在であるのか、プロダクトの開発目線、アートディレクターとしてのアイディアの生み出し方まで、お二人のファッションへの向き合う姿勢や哲学について時間の許す限り、贅沢に語っていただきました。

QWS×POZI　グラレコ１

Session 2＜社会とファッション＞では、ファッションを通じて社会課題に取り組まれている3人の起業家、瀬戸川裕太さん<サスティナブルなコレクションを数多く展開するブランド”YUTASETOGAWA”のデザイナー>、田中美咲さん<オールインクルーシブファッションをテーマとしたブランド”SOLIT”を立ち上げ>、銅冶勇人さん<アフリカの教育・雇用の創出を目指すブランド”CLOUDY”を展開>に、ご登壇頂きセッションを展開、自身でもQWSで社会循環型のブランドに挑戦する東急エージェンシー髙野洋がモデレーターを務めました。

ファッションを通して社会課題の解決に挑戦する3人のお話は、情熱と信念が感じられるとても熱いセッションに。ファッションを手段に、それぞれの挑戦をする姿は、たくさんの人を勇気づけ、新しい一歩を踏み出すきっかけになるようなものとなりました。

QWS×POZI　グラレコ