2017年3月8日(水)・9日(木)の二日間にわたり、日本で初めての『サステナブル・ブランド国際会議2017 東京』が開催され、POZIからもPOZIプランナーでリーダーの奥田建蔵が、パネリストの一人として登壇しました。
この『サステナブル・ブランド国際会議』は、2006年に米国で生まれたブランドイノベーターのコミュニティが中心となって、2010年に米国のサンディエゴから始まったイベントで、今回の『2017 東京』を含め、既に世界で11ヶ国、12都市で開催されている、国際会議のネットワークです。今回のテーマは「Activating Purpose:「存在意義」を揺り動かせ」。二日間でのべ1,200人を超える参加者が、サステナブルなビジネスと社会のあり方と、その大きな可能性について考え、意見を交わしました。
POZIの奥田が登壇したのは2日目(3月9日)の「F-3」のセッションです。テーマは「ソーシャルデザインは日本社会をどう変革するか」。セッションの中では、POZIの事業活動のコンセプトや過去の実績などをご紹介したのち、駒沢大学の青木茂樹教授のファシリテーションで、日本ファンドレイジング協会の鵜尾雅隆氏、(一社)日本食べる通信リーグの高橋博之氏と共に、「ソーシャルデザインとは何か」や、「ビジネスの中でどうやって社会課題を解決していけば良いのか」等について議論しました。
セッション自体は他のパネリストの方からのプレゼンテーションも含めて全体で1時間という短い時間でしたので、その中だけでは十分に議論を尽くすことはできませんでしたが、ほほ満員となった会場の皆さんに我々の活動をご紹介できたことは大きな財産となりましたし、セッション終了後にも「こんなに幅広い活動をしているとは知らなかった。」と、改めてお声掛けいただくことなどもできました。
またPOZIでは、奥田がパネリストとして登壇しただけでなく、この『サステナブル・ブランド国際会議2017 東京』を主催した(株)博展(サステナブル・ブランド国際会議東京 実行委員会)と連携して、企業協賛の告知と募集に協力し、「D-1・都市計画はどこまでサステナビリティを追求できるのか」のセッションのバネリストのコーディネートなどにも協力しました。
この『サステナブル・ブランド国際会議2017 東京』の様子は、今後、同会議の公式サイトで内容の一部が公開されていく予定です。また来年度以降も、より内容を充実させて継続開催することが計画されており、POZIも引き続き、開催への協力を継続する予定です。SDGsなど、企業にとっても新たな価値基準が提示されている中で、サステナビリティを軸としたブランド強化の方向性は、これからのビジネスの世界的なトレンドになりつつあります。ご興味のある方はぜひご覧いただき、日本における「サステナブル・ブランド」のムーブメント作りに、共にご参画いただければ幸いです。
■参考:サステナブル・ブランド国際会議2017東京 オフィシャル・サイトhttp://hkt.sbt2017.com
(POZIプランナー 池上喜代壱)